東京荒川区町屋の手作り靴教室で、生徒さんの外羽根革靴が完成しました。
東京で新しい趣味として靴作りを始めたい方に向けた製作例です。
今回の靴は、初めての一足。
足に合わせたオリジナル木型から製作しています。
木型の形状は、アメリカ靴とフランス靴の要素を取り入れたバランスの良いデザイン。
丸みのあるラウンドトゥで、どんな服装にも合わせやすい柔らかい印象に仕上がりました。
製作工程の中で、特に難しかったのは木型作りとのこと。
履き心地を確認しながら何度も調整を重ねたことで、足にしっかり寄り添う靴になっています。
外羽根の仕上がりを見ると、木型の完成度がよく分かります。
この靴は、履き口が足に沿い、羽根が内外から均等に絞られて平行に並んでいます。
これは、紐で均等に締めることができている状態であり、見た目の美しさと機能性の両面で理想的な仕上がりです。
また、体調や足の状態に応じて「緩める・締める」の調整ができる余裕も確保されています。
一方で、羽根同士が接してしまう外羽根は、調整幅がなく、本来の機能を発揮できません。
外羽根は、木型補正や型紙設計の精度が仕上がりに大きく影響する靴です。
そのため、羽根の状態を見ることで、木型作成や設計の良し悪しを判断することができます。
今回の靴は、そうした点でも良好な仕上がりとなりました。
甲革には、茶と紫が混ざった色味の革を使用。
主張しすぎず、洋服に自然と馴染む落ち着いた印象です。
一見すると既製品のような完成度ですが、実はご自身で作られた一足です。
ぜひ周りの方にも、その魅力を伝えていただければと思います。
素敵な靴が完成しました。
このように、趣味として靴作りを始めてみたい方は
手作り靴教室をご覧ください。



